『GranuleFlow』は、離散要素法に基づく粉体解析シミュレーションソフトウェアです。当社オリジナルの圧縮成形モデルを実装しており、圧縮プロセスで生じる硬化・破断などの現象を取り扱えます。また、顆粒を考慮した圧縮成形モデルを用いると、顆粒破壊も取り扱うことができ、粉体層の空隙分布、顆粒内の応力分布、粉体の凝集状態の可視化が可能です。電池、セラミックス、医薬品などの高付加価値材料の圧縮成形プロセスの解析にご利用いただけます。

(左図)モデル粒子ID (右図)応力分布

圧縮成形機能

接触力モデル・相互作用力弾塑性接触力モデル、モデル粒子、結合力モデル
硬化・破断硬化・破断モデル(引張強度やせん断強度を考慮)
解析応力分布、粒子結合ネットワーク構造、クラスター解析など

当社は、粉体シミュレーションソフトウェアパッケージ「GranuleFlow」の開発を進めており、現在は、EXCEL GUIにてパラメータファイルと各種データを入力ファイルとし、粉体シミュレーション結果について、ParaView(オープンソース)を使って可視化して頂きます。

適用分野

バッテリー、粉末冶金、セラミックス、バイオマテリアル、製薬、食品産業など。

お客様の声

電池用電極材料の製造においては、電極材料の密度、導電性、機械強度向上のため、圧縮成形は重要なプロセスになります。特に粒子の変形と破壊は電極の品質に直接影響を与えるため、シミュレーションによる検討は有用です。粒子の変形を取り扱う場合、DEM/FEMで取り扱うと応力解析はできるものの、1)計算時間が膨大になる、2)大変形問題が解けないなどの問題があります。

『GranuleFlow』では、DEM単体で粒子の変形、応力分布、さらに圧密に伴う硬化・破壊現象なども取り扱うことができ、また、階層構造を有する粒子を取り扱えるので、DEM/FEMでは取り扱えない検討ができるのではと期待しています。

アプリケーション事例

以下が基本的なアプリケーション事例になります。クリック時に動画が再生されます。

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