粒子系設計ツール maxPacking

MaxPackingは、粒子の大きさや分布に基づいて、混合系の理論最大充填率を手軽に予測できるツールです。階層構造を考慮したモデルを採用しており、粒子が高密度に充填された状態でも精度よく解析が可能です。粒子充填状態をもとにしたスラリー粘度の予測機能も搭載しており、スラリー流動性の見積りや加工性の検討などにご利用いただけます。
本ツール導入の有効性
導入前
- 充填率を高めるために、追加する粒子サイズ、分量を経験則や過去の事例に基づき決定
- 充填率の向上とスラリー粘度のバランスを、試行錯誤しながら最適化
導入後
- 実験の検討範囲を効率的に絞り込むことが可能
- 粒度分布とスラリー粘度の関係性を可視化し、明確に把握
- 必要な機能性の実現可能性を事前に評価
- スラリーの凝集の程度を定量的に評価
主な機能と活用例
- 指定した粒度分布から、最大の充填率を算出
- 粒径の組み合わせごとに、混合粉体の理論最大体積分率を比較・評価
- 基礎粉体に特定サイズの粒子を追加したときの最適な添加量を算出
- 粒子分布や充填密度に基づいて、スラリー粘度を予測
対象となる産業
- 電池、粉末冶金、セラミックス、樹脂フィラー、建材等
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